各種募集のお知らせ

泌尿器科

泌尿器科

外来担当医表

案内

尿路および精路全般を担当する。担当範囲は尿路性器悪性腫瘍、尿路性器感染症、男性不妊症、神経泌尿器科等多岐にわたる。特に当院では神経泌尿器科・泌尿器科腫瘍学・感染症学に力を注いでおり、当該疾患患者さんに対し専門的な医療サービスを提供する日本日泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設基幹病院です。

当科では泌尿器科手疾患と関連する全身状態の管理(血圧を含む循環動態、脂質・糖質代謝、運動機能、睡眠評価等)も行っており、加えて東洋医学的診断・治療も随所に取り入れた集学的医療を行っている。

診療方針

なぜある疾患に対し、当該検査・治療行為・薬剤等が必要とされるのかを患者さん自身にも理解頂き、患者さん自身・ご家族の病態把握と積極的な治療行為への参画のお手伝いをいたします。また、病病連携・病診連携を積極的に推進し、地域機関病院として地域医療への貢献を常に目指しています。

担当医の紹介
医師名 hinyoukika_oooka1 大岡 均至 泌尿器科部長
専門・得意分野 1)腎癌分子標的療法
2)前立腺癌内分泌療法、ならびに前立腺癌骨転移症例に対する骨関連事象の予防とマネージ、再燃癌の集学的治療
3)前立腺肥大症の保存および内視鏡治療(TUR、TURis)、αブロッカー・dutasterideの適正使用、過活動膀胱治療(抗コリン薬とβ3agonist)
4)間質性膀胱炎の臨床治療と新規治療法の研究
5)院内感染対策、MRSA、腸球菌、耐性菌感染症(ESBL等)の治療および院内感染防止、抗生剤の適正使用
6)間歇自己導尿の標準化
7)夜間頻尿の全般的管理
資格 日本泌尿器科学会専門医・指導医、感染制御医(ICD、日本化学療法学会認定)、抗菌化学療法認定医、神戸医療センター感染対策室室長(併任)
所属学会 日本泌尿器科学会ボーディングメンバー(論文査読員)
日本化学療法学会、日本環境感染学会、日本感染症学会、日本エンドウロロジー・ESWL学会、日本泌尿器科内視鏡学会、日本老年泌尿器科学会(排尿管理相談員)、日本排尿機能学会、日本間質性膀胱炎研究会
AUA(American Urological Association);international member
ICS(international continence society);member
SIU(Société Internationale d’Urologie);member
Radiotherapy and Oncology;reviewers(2008.2.-)
International Journal of Urology;referee
Medical Science Monitor;International Panel of Reviewers
Indian Journal of Urology;international referee(2007.1.-)
Expert Review of Medical Devices;reviewer(2007.2.-)
Yonsei Medical Journal(Korea);international referee(2009.7.-)
Current Bladder Dysfunction Reports;reviewer of the Overactive Bladder section(2009.7.-)
World Journal of Clinical Urology;editorial board(2010.8.-)
診療実績

平成26年度

  1. 入院患者: 男性105人、女性19人
  2. 外来新患患者:384人
  3. 主な疾患
    1)尿路性器悪性腫瘍: 膀胱癌140人、前立腺癌190人、腎癌20人、腎盂・尿管癌10人
    2)尿路良性腫瘍: 前立腺肥大症350人、神経因性膀胱120人
    3)その他: 過活動膀胱200人、慢性腎不全10人、間質性膀胱炎10人、腎盂腎炎15人
  4. 手術件数
    尿管形成術:2例、経尿道的膀胱腫瘍切除術:32例、経尿道的前立腺切除術:29例、経尿道的膀胱砕石術:7例、尿道狭窄内視鏡手術:14例、経皮的腎瘻造設術:2例、尿管カテーテル留置術:29例、陰嚢水腫根治術:3例、膀胱水圧拡張術:4例、膀胱瘻増設術:2例
  5. 検査件数: 逆行性腎盂造影30件、膀胱鏡検査246件、前立腺針生検26件 等
  6. 干渉低周波療法;延べ172回
外来の特色

前立腺肥大症や尿失禁・過活動膀胱・夜間貧用当の症状に対し、化学的な根拠に基づく治療を行っています。また自己導尿等の排尿管理・カテーテル管理等も当院独自のマニュアルに従い患者さんのQOLに配慮した治療内容となっています。

腎癌の分子標的療法や前立腺癌に対する至適内分泌療法・放射線療法や外来抗癌化学療法や尿路・精路感染症にも積極的に取り組んでいます。近年、前立腺癌患者さんに限らず特に高齢の方に骨病変(骨転移や骨粗鬆症等)が大変多いことが明らかとなり、当科では最新の検査機器・検査法を用いた bone health(骨の健康)の診断を行い、薬物による加療も積極的に行っています。

臨床研究のテーマ

過活動膀胱、間質性膀胱炎、再燃前立腺癌の加療ならびに前立腺癌内分泌法ならびに合併症のマネージメントならびに骨の健康の維持と管理、前立腺肥大症手術適応の患者さんに対する保存的・外科的治療、尿失禁治療、夜間頻尿、干渉低周波治療、間歇自己導尿の標準化、慢性前立腺(骨盤痛症候群)の評価と治療、耐性菌による尿路・精路感染症、官報を用いた全身状態からみた泌尿器科疾患の加療等

将来計画

上記臨床研究テーマに関する多施設共同研究等によるエビデンスの確立β3遮断薬、泌尿器科用抗コリン薬(プロドラッグ)の過活動膀胱に対する研究、グラム陰性菌耐性菌感染症の診断と治療、漢方薬の多施設共同研究、再燃前立腺癌治療法と合併症のマネージメント、間質性膀胱炎治療、慢性前立腺(骨盤痛症候群)治療、高齢者内視鏡手術等

学会等での発表
  1. 第101回日本泌尿器科学会総会(2013.4.25.-28. さっぽろ芸術文化の館)
    1)「65歳以上の前立腺肥大症に合併した過活動膀胱症例におけるトルテロジンの服薬遵守」
    (4/25、ロイトン札幌、OP-068、口演)
    2)「難治性慢性前立腺炎に対する血管透過性亢進抑制剤カルバゾクロムスルホン酸ナトリウムの効果」
    (4/25、ロイトン札幌、PP-166、ポスター)
    大岡均至1)、山田哲夫2)、能登宏光3)、梅山知一4)、嘉手川豪心5)、安次富勝博5)、西島さおり5)、菅谷公男5)
    1)神戸医療センター、2)山田泌尿器科クリニック、3)秋田泌尿器科クリニック、4)うめやま医院、5)サザンナイトラボラトリーLLP
    3)「前立腺癌症例内分泌療法中の Bone Management について」(4/27、札幌市教育文化会館、PP-788、ポスター)
    4)「当科における自己導尿施行症例に対する乾燥保存法について」(4/28、札幌市教育文化会館、OP-417、口演)
  2. 第31回泌尿器科漢方研究会(2013/04/25、札幌プリンスホテル国際館パミール)
    「当院におけるノロウィルスによる急性胃腸炎に対する黄芩湯、小半夏加伏苓湯の効果について」(4/27、口演)
  3. 第26回日本老年泌尿器科学会(2013/05/17、ワークピア横浜)
    1)「他科入院寝たきり症例の泌尿器科的評価と排尿指導について」
    2)「前立腺癌症例治療前 Bone Management の重要性について」
    国立病院機構 神戸医療センター 泌尿器科:大岡均至
  4. Hyogo Educational Cancer Seminar for Nurse 2013(2013.0524.,ホテルオークラ松風)
    1)「外来化学療法の一般的注意事項」
    2)【特別講演】「-前立腺癌と骨転移-骨強度と骨密度の理解の重要性-」
    国立病院機構 神戸医療センター 泌尿器科:大岡均至
  5. 第61回日本化学療法学会総会(2013/06/05.、パシフィコ横浜)
    1)「当院における抗菌薬使用量の経時的推移について」(06/05;ポスター)
    2)「当院におけるノロウィルスアウトブレイクへの対応について」(06/05;ポスター)
    3)「当院における尿分離大腸菌の抗菌薬感受性の推移について」(06/05;口演)
    4)「当院における尿分離緑膿菌の抗菌薬感受性の推移について」(06/05;口演)
    国立病院機構 神戸医療センター 泌尿器科:大岡均至
  6. 市民公開講座(2013/07/18、神戸医療センター大会議室、15:00-16:30
    「前立腺癌とbone health(骨の健康)、尿失禁について」
  7. 須磨区医師会学術講演会(2013/‐7/25、須磨区医師会館 2階メインホール、15:00-16:00)
    「α1ブロッカー治療の再考」
  8. FOUCUS2013(2013/08/03、ヒルトン福岡シーホーク 1F「アルゴス」
    Share Session3;SS3-1 前立腺癌治療前 Bone Management の重要性について
  9. 33rd Societe Internationale D’ urologie (2013.09.08-12, Vancouver Convention Center)
    1)Importance of Prior Bone Management Of Prostate Cancer Patients (Read by Title)
    2)Study on Improving Medication adherence of Tolterodine in Overactive Bladder Patients with BPH
    (09/09,Moderated ePoster-07.17.Session 7 BPO/LUTS; 15:15-16:45)
    3)A Basic Study of Cephem-Resistant E. Coli isolated from urine(09/09-, Unmoderated ePoster, UP.112)
    4)Impact of Exercise Therapy on Nocturnal Polyuria and Sleep Quality(09/09-,Unmoderated ePoster, UP.393)
  10. 播磨薬剤師会研修会(2013.09.28, ふれあいの郷 生石研修センター2F 会議室、14:30-16:30)
    「泌尿器科医から見た Bone health」
  11. 第63回日本泌尿器科学会中部総会(2013.11.28-30. ウインクあいち)
    一般演説
    1)前立腺肥大症合併過活動膀胱症例における抗コリン薬変更時の服薬遵守率に関する検討(11/29, 口演 O-020, 前立腺肥大症 1)
    2)尿道狭窄予防としての経尿道的前立腺切除術後の紫苓湯投与について(11/30, 口演 O-079, 前立腺肥大症 2)
    3)新規リユース自己導尿用カテーテルの開発(11/30, 口演 O-074, 過活動膀胱と排尿ケア)
  12. 第10回国立病院栄養研究学会(2014.1.26. 大阪リバーサイドホテル)
    間質性膀胱炎に対する約束食事箋約および指導媒体の作成
    皆川健太、山本真由、坂口充弘、大岡均至
  13. 第10回夜間頻尿を考える会(2014.2.01. ホテルレガロ福岡)
    ケーススタディ
    「夜間多尿を合併するCKD症例に対する診断と夜間高血圧に配慮した治療戦略」
    国立病院機構 神戸医療センター:大岡均至
  14. 抗菌化学療法セミナー(2014.03.04. 神戸徳洲会病院 大会議室)
    病院感染対策とカルバペネム系抗菌薬の使い方
    国立病院機構 神戸医療センター 抗菌化学療法指導医:大岡均至
投稿論文
  1. 「夜間多尿と運動療法」(パネルディスカッション【夜間多尿】)
    大岡均至
    第9回夜間頻尿を考える会記録集, 14-15,2013.
  2. 感染対策室だより第15回
    「当院の病院感染対策を振り返って」
    大岡均至
    院内報「コスモス」第56回号,11,2013.
  3. 感染対策室だより第16回
    「感染症ケーススタディ」
    大岡均至
    院内報「コスモス」第57回号,5,11,2013.
  4. 特集 夜間頻尿の原因と治療-注意しなくてはならない多飲と睡眠時無呼吸-
    「夜間頻尿の病因と診断」
    泌尿器外科、26(7),1055-64,2013.
  5. それぞれの立場からみた泌尿器診療 - 専門医とプライマリ・ケア医の診療スタイルとは?
    - 疾患 - 診断と治療、主に治療について - 「過活動膀胱 Ⅰ 専門医の立場から」
    治療、95(9), 1612-8, 2013.
  6. 「Efficacy of combined androgen blockade with zoledronic acid treatment in prostate cancer with bone metastasis: the ZABTON-PC(zoledronic acid/androgen blockade trial on prostate cancer)study.」
    Ueno S, Mizokami A, Fukagami T, Fujimoto N, Oh-Oka H, Kondo Y, Arai G, Ide H, Horise S, Ueki O, Kawaguchi K,     Shimamura M, Orito M, Ishida T, Ikeda D, Namiki M.
    Anticancer Res.2013 Sep;33(9)::3837-44.
  7. 感染対策室だより第17回
    重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について
    大岡均至
    院内報「コスモス」第58回号,5,2013.
  8. 感染対策室だより第18回
    術後感染予防抗菌薬の投与を中心に
    大岡均至
    院内報「コスモス」第59回号,5,2013.
  9. 「Editorial Comment to Nocturia and quality after transurethral resection of the prostate.」
    Oh-oka Hitoshi
    Int J Urol.2014 Jan;21(1):86. doi: 10.1111/iju.12194. Epub 2013 May 12.
  10. 感染対策室だより第19回
    「感染症に関する知識の確認」
    大岡均至
    院内報「コスモス」第60回号,6,2014.
  11. 感染対策室だより第20回
    「熱(熱水、蒸気)消毒について」
    大岡均至
    院内報「コスモス」第61回号,6,2014.
  12. 「Effect of carbazochrome sodium sulfonate on refractory chronic prostatitis」
    Oh-oka H1, Yamada T, Noto H, Umeyama T, Kadekawa K, Ashitomi K, Nishijima S, Sugaya K.
    Int J Urol. 2014 Jun 25. doi: 10.1111/iju.12533.[Epub ahead of print]