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メッシュ手術について

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 メッシュ手術について

clip_image00210 clip_image0029中部尿道スリング手術(TVT手術、TOT手術)
腹圧性尿失禁とは、咳やくしゃみをしたときに、ちょっと尿が漏れる。さらには階段の登り降りや、重いものを持つ、走るといった日常の動作でお腹に力が入ったときに尿漏れをおこすことです。女性は男性に比べて尿道が短いため、お腹の底にある「骨盤底筋群」という筋肉の集まりが、お産や肥満、加齢などの原因で衰えると、膀胱・尿道が下がり、ちょっとしたことで尿漏れがおこりやすくなります。TVT手術は腹部と膣壁に小さい切開を加え、そこから反応性の少ない人工テープを挿入し、恥骨尿道靱帯を補強し、尿漏れを改善する手術です。世界で50万人以上の人に対して施行されています。尿漏れに対する改善率は約85%程度です。この手術では腸管穿刺や大血管の損傷など重大な合併症がわずかに起こることが報告されたため、このような重大な合併症を回避するため TOT手術が考案されました。現在では、この TOT 手術が主流となりつつあります。
TOT 手術では前述の重大な合併症はまず起こらないと考えられますが、一般的には5~10%程度の方に術後排尿困難が生じるとされており、一時的な自己導尿などの処置や、テープの調節の再手術が必要となることがあります。また、異物の埋め込み手術になりますので、感染を起こしたような場合にもテープを除去するための再手術が必要になる可能性もあります。