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コルポスコピーおよび組織診断について

産科・婦人科

外来担当医表

コルポスコピーおよび組織診断について
  1. 検査の必要性

    子宮頚癌検診で異常が見つかった後は精密検査として「生検」が行われます。子宮頚部の初期の異常はミリ単位の異常であり肉眼では見えにくいため、適当に子宮頚部の組織を採取しても病気の部分をチェックすることはできません。もっとも悪い部分から組織を採取できないと本当の病変を過小評価してしまう可能性があります。

  2. 検査方法について

    コルポスコピーは、双眼鏡と顕微鏡を合体させたような機器です。子宮頚部を10倍くらいの大きさで観察することができます。このコルポスコピー使って行う検査がコルポスコピー検査です。内診台で膣に器具(通常の婦人科診察で使うのと同じ器具で色が違うだけ)を挿入し、外からカメラで検査を行います。コルポスコピー検査で異常があれば、その異常部分の組織を一部かじりとり、病理診断医によって顕微鏡での検査を行います。通常、所要時間は10分ほどで、ほとんど痛みはないので麻酔をかけることはありません。検査終了後に止血を目的としてタンポンを腟内に挿入します。出血が止まりにくい場合は、翌日に来院していただきます。

  3. 検査の限界・合併症
    • 病変部がコルポスコープで見えにくい場所に存在する場合は、確定診断がつかない場合があります。その場合は、①再検査、②癌検診で暫く経過を見る、③円錐切除といった手段をとる場合があります。
    • 生検部位の出血は大きいタンポンで圧迫すると止血しますが、止血しにくい場合は電気焼切器で止血するか縫合することがあります。
    • 再出血について:検査が終った時に、出血していない場合でも、その日の夜などに検査の部位より再出血して、その出血がとまりにくい場合があります。ごくまれに再止血が必要となる場含があります。
  4. 病理組織診断

    採取した標本は病理検査に提出します。結果は約2週間後に判明します。