チーム医療

がん化学療法

薬剤部では、患者さまに安全かつ適正にがん化学療法を受けていただけるよう、がん化学療法に用いるくすりの調製と管理を行っています。また、がん化学療法を受けられる入院患者さまや外来患者さまに、治療で使用しているくすりに関する、薬品名、薬効、副作用、注意事項等を説明しています。

院内ではレジメン(投与するくすりの種類や量、期間、手順などを時系列で示した計画書)の作成援助とその管理を行っています。

抗がん剤の副作用対策pdf 8_2kouganzai 775KB
化学療法のお薬説明pdf 2014kagakuryouhou 403KB

緩和ケアチーム

緩和ケアチームでは、がん治療と緩和ケアとは同時に並行して行われるべきという視点で、がんに伴う色々な症状を改善しコントロールする事を支援しています。薬剤師は主治医・病棟看護師と恊働し、患者さまの身体のつらさや心のつらさを取り除きQOL(生活の質)が向上する事を目的に活動しています。具体的には医療用麻薬が開始された時の患者さまへの効果・副作用の説明、相互作用の確認や医師に対しては症状に合わせた薬の選択の助言などを行っています。

リンク麻薬適正使用ガイドライン(厚生省)

栄養サポートチーム(NST)

患者様の栄養を管理するチームの一員として、注射薬や経腸栄養剤による栄養管理や処方設計支援に携わりながら、個々の患者様や各疾患治療に応じた適切な栄養管理ができるよう取り組んでいます。週に1回、低栄養患者様や絶食患者様の栄養状態について、病棟で担当看護師を交えて検討し、必要に応じてベットサイドへの回診を行います。その後、主治医に評価結果と栄養管理計画を提案し、早期に栄養状態を改善できるよう努めています。

褥瘡対策チーム

本チームは医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、理学療法士で構成されています。毎週行われるラウンドとカンファレンスに参加しています(下記写真:カンファレンス風景)。薬剤師は主に、褥瘡治療薬、栄養輸液や経腸栄養剤などの薬剤の適正使用に関する情報提供を行います。また褥瘡治療に繁用する外用薬をラウンド中に速やかに供給できる体制を設けており、褥瘡の予防・早期治療に貢献しています。

感染対策チーム(ICT・AST)

院内感染防止、抗菌薬適正使用を目的に感染対策チームの一員として活動しており、ICT活動と AST活動を行っています。

病棟および各診療部門への環境ラウンドを行い、手指消毒薬の配置、手袋やエプロン等の標準予防策の実施状況などの環境整備のチェック、職員への指導も行っています。また地域病院と連携して感染対策に必要な知識や情報の共有を図り、定期的なカンファレンスを実施しております。

また、特定抗菌薬(カルバペネム系注射薬、抗MRSA薬、ニューキノロン系注射薬)の届出制を実施するとともに、抗菌薬の使用状況の把握に努めています。週1回ASTカファレンスを実施し、特定抗菌薬使用、血液培養陽性患者等の把握と抗菌薬の適正使用に向けた介入を行っています。

バンコマイシン、テイコプラニンの血中濃度解析の実施と抗菌薬の効果的な使用方法の情報発信も行っています。

母乳育児支援

当院はWHO・ユニセフが赤ちゃんにやさしい病院に認定された施設であり、妊娠中から出産後もお母さんを応援しています。産婦人科外来では、産婦人科医師・助産師と一緒に薬剤師が妊娠中のお薬相談や授乳中のお薬相談も行っています。また、年2回春と秋に助産師・栄養士・薬剤師が祖父母教室を開催しています。薬剤部は「母乳育児とお薬」というテーマでお話をしています。お母さんだけでなく、そのご家族に楽しんで母乳育児していただけるようにお手伝いできればといつも願っています。

祖父母教室の風景

祖父母教室の風景

祖父母教室の風景

祖父母教室の風景

糖尿病教室

当センターでは、糖尿病教育入院を実施しています。教育入院では、糖尿病の患者さまが自己管理を行えるように薬の飲み方・使い方、低血糖への対応などを学習していただきます。糖尿病教室は毎月1回、第3水曜日に実施しています。医師、看護師、管理栄養士、薬剤師による講義があり、入院患者さまだけでなく地域市民の方々にも公開されています。上記以外にも、薬剤師は患者さまに個別に説明を行っています。