感染対策室

特色

当院では、平成17年10月に感染防止委員会が設置され、平成18年4月から感染対策室が開設、室員が選任され活動を行っています。感染対策室は、感染対策室と感染対策チーム:Infection Control Team(以下ICT)からなる部門です。主に実働部隊として活動するICTと首脳陣としての感染対策室に役割が分かれています。ICTでは、毎週火曜日にMRSAやESBLなど耐性菌の検出患者や院内で届け出が必要となっている抗菌薬の使用状況を確認し、院内ラウンドを行っています。他にもアウトブレイクが疑われる事例への対応や新たに発生する感染症などに対しての対応の検討、手順の作成などを毎月1回、感染対策室と感染対策チーム(ICT)で合同会議を行い情報の共有化を図り、必要に応じて、感染防止委員会で提案を行っています。

スタッフ紹介

感染対策室は計8名で構成されており、感染対策の実践者として、医師・臨床検査技師・看護師・薬剤師で構成されたICT(Infection Control Team)のメンバーと各病棟・外来・手術室から選出された感染対策のリンクナースを配置しています。

特別顧問 大岡均至 (泌尿器科部長、ICD、抗菌化学療法指導医)
(Infection Control Doctor : ICD)
室長 土屋貴昭 (呼吸器科医長、ICD)
(Infection Control Doctor : ICD)
室員 山田千愛喜
(医療安全管理係長)
佐々木達彦(臨床検査科)
生駒歌織(薬剤科、薬務主任) 辰巳尋思(外来係長)
南直樹(感染管理認定看護師、感染対策室専従)
感染対策チームメンバー
ICT: Infection Control Team
ICTチームリーダー:平田建郎(外科医長、ICD)
土屋貴昭(呼吸器科医長、ICD)
中山文仁(消化器科医長、ICD)
乾義弘(整形外科医長)
小林明子(小児科医長)
杉本誠(婦人科医長)
世古与子(副看護部長)
福井好枝(手術室看護師長)
立脇亜希(副看護師長、助産師)
南直樹(感染管理認定看護師、感染対策室専従)
生駒歌織(薬剤科、薬務主任)
鷲田依美里(薬剤師)
内野陽子(臨床検査技師、微生物検査)
枦山佳子(臨床検査技師、微生物検査)
活動実績
  1. 抗菌薬の適正使用に向けた取り組み
    耐性菌の発生防止や抗菌薬の適正使用を図る手段として、2009年より抗菌薬の届
    出制を導入しています。現在は、ニューキノロン系、カルバペネム系、抗MRSA薬、
    メトロニダゾールを院内特定抗菌薬と位置づけて、届出制としています。
  2. ICTラウンド
    毎週火曜日に、MRSAやESBLなどが検出されている感染症患者さんや院内特定抗菌薬の投与中の患者さん、抗菌薬の投与が7日以上になる患者さんを対象に定期ラウンドを実施。しています。主に治療方針・抗菌薬の適正使用確認・患者病室回診、ならびに環境整備指導を行っています。平成27年度の活動実績として、ICTラウンド実施回数54回。対象患者は293名(肺炎、 尿路感染、化膿性脊椎炎)。抗菌薬に関する指導58件。
  3. 感染症事例等の情報共有と報告
    感染対策室とICTで月に1回ミーティングを行い、メンバーと情報共有を図り、必要に応じ感染防止委員会で提案を行うようにしています。毎月の感染防止委員会で院内での感染症事例、院内の耐性菌の分離状況や発生動向を報告し、アウトブレイクが疑われる場合は臨時に感染防止委員会で現状報告と対応策の提案と共通認識を行っています。
  4. 感染症事例対応
    平成27年度は、新規発生の結核に関連した事例が6例。インフルエンザに関連した事例が9例。院内で感染拡大の可能性がある感染症またはその疑い事例については患者・職員に対して接触者の確認や防護用具着用・隔離の指導などの対応を行いました。
  5. 教育活動
    感染対策研修会としては、新採用職員に対しての研修を実施しています。それ以外にも複数開催の研修を行い、全職員が参加できるように取り組み、感染対策に必要な知識・技術の向上に努めています。
    教育講演としては平成27年度、感染対策講習会
    【今さら聞けないHIVの基礎知識】、【インフルエンザ感染対策】

kansen_cr神戸医療センターのキャラクター「しー君」と「さんちゃん」です。
各医療チームを耳の色・風船の色で区別しています。
感染対策室の色はみどりです。